2月も残すところあとわずかになり、京都では梅が見ごろを迎えています。
さて3月といえば「ひな祭り」です。
今回は京都で行われるひな祭りに関するイベントをご紹介致します。
◎下鴨神社 「流し雛」…子どもの身代わりとして、小さなひな人形を桟俵(さんだわら)に乗せて、境内のみたらし川に流し、子どもたちの無病息災を願います。毎年3月3日に行われます。
◎三十三間堂 「春桃会(しゅんとうえ)」…この日は無料で開放され、華道池坊の献華式や華展、寄席などで華やかに桃の節句を彩ります。春桃会限定で授与される女性専用の「桃のお守り」も人気。
◎宝鏡寺 「春の人形展」… 「百々御所(どどのごしょ)」という御所号を持つ尼門跡寺院の宝鏡寺。格式高い人形を数多く所蔵し、「人形の寺」として知られています。毎年春(3月)と秋(11月)に人形展が開催され、春はひな人形を中心に京人形などを展示しています。今年は3月1日にお雛祭りも開催する予定です。
◎霊明神社 「ひな祭り特別御朱印会」…日本かみさまアカデミーの香坂琉月氏を描き手にお迎えし、ひな祭りの特別御朱印会を開催します。
また、京都のひな祭りには「引千切(ひちぎり)」という和菓子が欠かせません。宮中の儀式などで用いられていた和菓子で、こなしやういろうの上にきんとんや餡をのせてあり、先を〝引き千切った〟ような形をしていることから、こう呼ばれます。皆様も京都にお越しの際は、是非召し上がってみてはいかがでしょうか。